フェローチェのお話をまとめた「レゾンデートル」は一旦これで完結かなあと思います。
あと1つか2つ書けそう!と思っていたら、一番書きたいところが一気に書けてしまいました……!なので一旦これで終わりかな、と思った次第です。(急にこんな話書きたい!となったらまた書くかもしれませんが……)
フェローチェのお話、最初は「確かなことがひとつだけ」しか頭の中にはなかったのですが、大変ありがたいことに「続きが気になります」というお声をいくつかいただきまして、そこから更にお話を増やすことができました。
コメントをくださった方、絵文字を送ってくださった方~!!そして何より、足を運びお話を読んでくださった方!!!!本当にありがとうございます!
以下、それぞれのお話について。
確かなことがひとつだけ⇒
フェローチェの図鑑説明「この世界のものに穢れを感じるのか一切手を触れようとしない」について、「なんでこの世界のものに穢れを感じるんだろう」と考えたことから生まれたお話でした。
この世界の人間やポケモンからしたらUBという存在が未知のものであるように、フェローチェにとってもこの世界は未知のもので、怖いものだったのかも。だから穢れ(それと恐怖や嫌悪)を感じて触れないのかもしれない。
そんなフェローチェがもしも未知の感情(恋)を知ったら……という考えから生まれたお話です。
あとこのお話を書くきっかけのひとつに、過去公式が発売したグッズ「フォール・イン・ザ・ウルトラビースト」があります。
このタイトルがもう本当に好きで!!UBに落ちる話、書きたい~!となったんですよね。結果、落ちたのはUB側だった訳ですが……。
さよならとおかえり⇒
SMやUSUMはプレイ済みなのですが、チャンピオンが国際警察とUBの調査をしているし、いくら主人公とフェローチェがひっそり暮らしていたっていずれはバレてしまうだろうなあと思ったことから生まれたお話でした。
フェローチェが故郷のウルトラデザートへ帰る選択肢を与えられた上で、主人公がいるこの世界で生きていくことを選ぶ話でもあります。
余談ですが、お話に出てくるチャンピオンのセリフ「心の通じ合うトレーナーを見つけて、この世界を生きることを選んだ子もいるんですよ」は、他にも書きかけのUBのお話(カミツルギとデンジュモク)を指していたりします……これもいつか完成させて載せたいです。
決してとけないまじないを⇒
さらにその後のふたりです。
フェローチェが望まずして落とされたこの世界で、昔(恋を自覚するまで)は幸せじゃなかったけれど、今はこの上ないほど幸せだと断言するお話です。
レゾンデートルというタイトルについて⇒
恋に落ちたフェローチェが、この世界におけるレゾンデートル(自分自身が求める存在意義や生きがいらしいです)を見つけるお話という意味でつけました。
フェローチェにとってのレゾンデートルはもちろん主人公です。彼女がここにいるから自分もいる。主人公と一緒に生きていくことに意味がある。そんなお話でした。
このふたりが末永く幸せでありますように~!!
ダラダラと長く書いてしまいましたが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
ここまでお付き合いくださりどうもありがとうございました!